本屋を止めるな!
昨日、月末なので書店さんに在庫の確認にうかがった。
と、言っても燦燦舎のお取り引き先の多くはお休み。
アミュプラザが休業して紀伊國屋書店鹿児島店さんも休み。マルヤガーデンズが休業してジュンク堂鹿児島店さんも休み。本を置いていただいている県内多数の観光施設も休み。
昨年秋に原口泉『近代日本を拓いた薩摩の二十傑』を刊行してから好調な売上だったのだが、4月はまあ、惨憺たるものだった。
(人っ子ひとりいないんじゃねえか………)
数少ないまだ開いている本屋さんに、恐る恐る行ってみたが、、、、、、、
本屋は、元気だった。
どこにも出かけることもできん。いまこそ本でも読もう!という心理だろうか。
書店員さんも一生懸命本を売っていた。思わず本を買ってしまった。
2メートル間隔でレジに並んでいたら、誰かのお母さんなのだろうか、女性が『MAPS愛蔵版』(徳間書店)を担いでいた。5000円くらいする。デカい。重い。わたしも欲しい。「子どもと読むのかな。誰かにプレゼントだろうか」。とほっこりとした気持ちになった。
とある書店員さんと、ただいま編集中の新刊について語り合った。「絶対売りましょう!」。胸が熱くなった。
思わず買ってしまった本たち。『首都感染』、もはや予言の書。
大変な時代だが、ま、だいたい出版なんて楽なときはいままでもこれからもないのだ。必要とする読者がいる限り本を作り、本屋さんといっしょに届けよう。
燦燦舎の「こんなときだからこそ親子で本を」キャンペーン、全国からたくさんのご応募ありがとうございました。ただいま当選のみなさまに発送しています。惜しくも当選しなかった方がたにも参加賞あり! どうぞお楽しみにお待ちください。
ただいま発送中の絵本です。全国10名様にプレゼントでした。お楽しみに!
燦燦舎は明日5月2日から6日までお休みをいただきます。
またみんな、元気で会いましょう。
燦燦舎 一同
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