鹿児島の小さな出版社・燦燦舎、おかげさまで6周年!
昨日、原口泉「近代日本を拓いた薩摩の二十傑」トークショウの延期を発表しました。
この3月にはジュンク堂鹿児島店さんがこれまで2フロアでの営業だったのを1フロアに縮小されます。2月には金海堂出水店さんが閉店されました。
お世話になった本屋さんが閉店するたびに、「自分は果たして何かお役に立てたんだろうか」と力不足を痛感します。新型コロナウイルスの影響で先の見えない不安に覆われている鹿児島、出版業界。
ですが、そんななかでもうれしい便りが届きます。
昨年11月に刊行した『近代日本を拓いた薩摩の二十傑』。現在県内の書店さんに販売状況を確認するFAXを送っています。はい。だいぶアナログな作業ですね。
ありがたいことに、売れ行きがとっても好調です。
全国に展開している大書店さんでももちろん売れていますが、何よりもうれしいのは地域の書店さんの動き。
社長さんと奥さんでやっている、顔が見える本屋さん。
地元の小学生が自転車でコロコロを買いに来る本屋さん。
そんな小さな本屋さんで、5冊納品して4冊販売とか、5冊納品して完売!とか、そんなFAXをいただきます。
自分は売ってくださっている本屋さんの顔がわかるので、「ああ、あの書店さんでも、この書店さんでも。我々がつくっている本が、小さな地域で必要とされている」と実感します。(早速、補充の電話をかけなければ!)
微力ですが、地域の本屋さんを元気づけることができている。そう思えて本当にありがたいです。
みなさん、燦燦舎の本じゃなくても全然構いません。地域の本屋さんで本を買ってください。それが地域の文化を守ると、わたしたちは信じてやっています。
今日は2020年3月3日。
サンサンの日、ということで燦燦舎の創立記念日です。
鹿児島の小さな出版社・燦燦舎も、おかげさまで6周年を迎えました。
6歳になったということは、人の一生でいうと春から小学校に入学です。
確かに、まだまだ足元がおぼつかない、子どものような出版社です。
ですが、子どもたちが持っているものは馬鹿にできません。
しなやかな感性、野生の感覚。凝り固まることのない柔らかい頭と公平な眼。
そんなものを失うことなく、さらにブーストさせて10年、20年30年と歳を重ねていきます。
「ここで生きていく」
創業から、そしてこれからも不変の燦燦舎のテーマです。
これからもみなさま、燦燦舎をご贔屓に、どうぞよろしくお願いいたします。
6周年記念ということで、ささやかなプレゼントです!
下記、燦燦舎のwebサイトから本をご注文くださったみなさまに、「西郷どん!まるごと絵本ポストカード」「桜島!まるごと絵本ポストカード」のどちらかをプレゼント!!!(※絵柄は選べません!)
なんと日本全国送料無料!
期間は本日2020年3月3日から3月31日までです!
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疫病にも出版不況にも負けず!
燦燦舎、7年目も気合い入れてぶっ飛ばします。
チェストーーーーー!!!!!