燦燦舎のブログ

燦燦舎(さんさんしゃ)は鹿児島のあたらしい出版社です。 HP→ san-san-sha.com

新刊です! 千葉しのぶ『かごしま食歳時記』上・下巻同時刊行! サイン本キャンペーンです!!

間髪入れずのご案内です。

燦燦舎が今現在、もてる全力で作った本をお届けします。

『はじめての郷土料理』から2年。

NPO法人霧島食育研究会理事長・元鹿女子短准教授

千葉しのぶ先生による、

 

『かごしま食歳時記』上・下巻です!

 

左『かごしま食歳時記 上巻 一月から六月の料理』

右『かごしま食歳時記 下巻 七月から十二月の料理』

赤と緑、、、、そうです、「ノルウェイの森」カラー!!!

 

「かごしま郷土料理マイスター講座」「霧島・食の文化祭」「霧島畑んがっこ」など、長年地道に鹿児島の食文化を発信されている千葉先生。

燦燦舎から刊行いただきました、『はじめての郷土料理』もおかげさまでロングセラーとなり、2刷、7500部発行しています。



今回の新刊は、千葉先生が2021年に南日本新聞で1年間連載された「かごしま食歳時記」を書籍化したものです。

連載はとっても好評だったそうで、確かに、「ひろば」欄にも何度も読者からの投稿が届いていました。燦燦舎でももちろんスクラップ!

休刊日を除いて毎日1年間、コラムとレシピ執筆、調理に写真撮影と、大変なご苦労だったでしょう。

「新聞連載を本にまとめたい」

そんなお話をいただいたときは、本当にありがたいし、光栄でした。

 

しかし、しばらく考えこみました。

「新聞の原稿をそのまま書籍にしたら、もちろんすぐに出版できる。しかし、果たしてそれでいいのだろうか?」

 

新聞連載のファンだった読者、そしてこれから出会うであろう読者に届けることを考えた結果、千葉先生にはまたもご苦労をかけてしまったのですが、「すべての原稿に加筆をする」ことをお願いしてしまいました。

さらに、歳時記ですから、ページをめくるたびに季節を感じてほしい。季節感を表現するイラスト、本文に合った挿絵も大量に入れることにしました。

ページのレイアウトはこんな具合です。

 

 

『はじめての郷土料理』と違って、今回は読み物が主体です。

レシピは全て巻末にまとめました。特色1色です。

いつものことなんですが、工夫をするごとに手間と時間がかかります。

千葉先生にも膨大な加筆・校正という大きなご負担をかけてしまいました。

ですが、その分、愛情はたっぷりこもっています。

ありがたいことに、営業でうかがった書店員さんに、「素晴らしい本のつくりです。原稿も、フォントも、レイアウトもイラストも最高です!」との言葉を掛けていただき、さらには大量に注文もいただいて、千葉先生と気張ってきた甲斐があったなあ、と思うところです。

 

こんな料理。鹿児島の夏、ですね。ゴマ冷汁はいっぺん作ったけど、元気でます!

 

こんな料理。先日千葉先生の福神漬けをいただきましたが、わたしの福神漬けの概念が変わりました。

時にはこんな料理も。懐かしくてちょっと面白い。そして時々グッ、とくるお話で溢れています。

 

 

編集をしながら感じたのが、

鹿児島の広さ、風土の複雑さ、人びとが手で作ってきた歴史、

そして季節の変わりゆきの美しさでしょうか。

 

あまり風流とか風情を解さないわたしですが、

そういえば、6月になって雨が続き、気も滅入ってくるときでも道端の紫陽花が濡れていて、晴れてる時よりもくっきりときれいやな、と思ったこととか、毎日が焼けるように暑い夏でも、盆が過ぎて夕方に少し涼しい風が吹くとホッとする感じなどを思い出しました。

食べているものが季節を表します。

そして、百年先も同じように季節を感じられて、ずっと同じものが食べられれば、それは幸せなことではないでしょうか。

 

食べる文化をつなぐことは未来へ命をつなぐことだと考えています。

千葉先生があとがきで書かれている一文です。

 

 

作ってみたかった郷土料理と、季節の毎日の食事。

赤の上巻が一月から六月。 

緑の下巻が七月から十二月。

365 日の料理のコラムとレシピ、上下巻で同時刊行です。

 

ということで、12月20日頃の刊行に先立ち!

サイン本キャンペーンを敢行します!

本ブログから『かごしま食歳時記』をご予約いただいた方だけに!

「千葉しのぶ先生が、あなたのためにサインします!」

 

 

内容は極めてシンプル!

このブログから『かごしま食歳時記』をご予約いただいた方だけに、

千葉しのぶ先生が、あなたの宛名を入れてサインを書いてくださいます!!!

 

例えば上記のように「燦燦舎 鮫島亮二さま」とか、「なんとか幼稚園◯◯さま」などなどと、ご希望であれば屋号やグループ名、社名、肩書き、ペンネームなども書いてくださいます。

 

これはうれしい!!!

もちろんプレゼントにも、最高ですね!

「さんさん子ちゃん」「燦燦太郎くん」などと子どもさんやお孫さんのお名前も書いてくださいます。出産祝い、誕生日プレゼント、就職・進学で遠くへ出られたお子さんへのプレゼントにも。

 

ご予約の受付は12月17日土曜日まで!

こちらのフォームからどうぞ!

 

san-san-sha.com

 

san-san-sha.com

 

サインをご希望の方は、上記の申し込みページをクリックいただき、以下の欄に宛名を入力ください!

 

(※宛名は不要、サインのみ希望の場合はその旨ご記入ください)

(※この欄が空欄の場合は、サインは入りません)

 

 

または

 

燦燦舎(さんさんしゃ)

電話099-248-7496

FAX 099-248-7596

メール info@san-san-sha.com

まで、

『かごしま食歳時記 上巻 一月から六月の料理』(税込定価2,310円)

(   )冊予約 

 お名前(フリガナ)

 ご住所 〒 

 お電話番号 

 サインの宛名

 

 

 

『『かごしま食歳時記 下巻 七月から十二月の料理』(税込定価2,310円)

(   )冊予約 

 お名前(フリガナ)

 ご住所 〒 

 お電話番号 

 サインの宛名

 

 

 以上をお知らせください。

 

 

【こちら、必ずお読みください】

  • お届けは申し込みから12月20日前後を予定しています。郵便の状況で前後する場合があります。
  • 発送はポスト投函です。到着日の指定はできません。
  • お支払いは到着後に郵便振替か、銀行振込にて。ショッピングカートから購入の場合はクレジットカード決済も可能です。
  • 同一の巻を2冊以上ご予約の方も、1冊のみサイン入りとなります。複数冊にサインご希望の方はその旨ご記入ください。(※例:上巻を2冊予約しても、サインは1冊だけに入ります)
  • ご不明な点、お問い合わせは上記燦燦舎までお気軽に!

 

『かごしま食歳時記 上巻 一月から六月の料理』

(税込定価2,310円)

千葉しのぶ

写真:エンガワスタジオ&峯下清孝

絵:さめしまことえ

発行:燦燦舎

刊行予定:2022年12月下旬

定価:2,310円(税込)

A5判、並製、232頁

 

 

『かごしま食歳時記 下巻 七月から十二月の料理』

(税込定価2,310円)

千葉しのぶ

刊行予定:2022年12月下旬

定価:2,310円(税込)

A5判、並製、240頁

 

 

収録されている料理

【上巻】

一月

がね/七草がゆ/げたんは/豚みそ/肉のみそころばかし/いもんせん揚げ物 など

 

二月

鶏飯/フキノトウみそ/つけあげ/ツクシの卵とじ/ふくれ菓子/もんこんなます など

 

三月

キビナゴの菊花盛り/桜もち/ツワの佃煮/茶節/いなりずし/カブのみそ汁 など

 

四月

タケノコの天ぷら/カツオのたたき/パンの耳のかりんとうイワシ丸干し弁当 など

 

五月

あくまき/ぢゃんぼもち/かからん団子/梅酒/サバ缶の煮物/カッパ焼き など

 

六月

田植え団子/鮎めし/ひら/ふっかん/トビウオの干物の煮物/あずきミルクアイス など

 

 

 

七月

ニガウリの卵とじ/ヘチマのみそ炒め/冬瓜の酢の物/つあんつあん/塩サバの弁当 など

 

 

八月

落花生豆腐/精進煮しめ/はなつまんだご/かいのこ汁/白ナスの田楽/淡雪羹 など

 

九月

さつまいもの天ぷら/しんこ団子/里芋のきぬかつぎ/ショウガの佃煮/栗おはぎ など

 

十月

シイタケのから揚げ/そばがき/ツキヒガイの醤油焼き/大学芋/おにぎり など

 

十一月

芋こんにゃく/秋太郎の刺身/ムカゴのかき揚げ/しめサバ/魚田楽/あわんなっと など

 

十二月

煮しめ/ねったぼ/そまげ/鶏のごて焼き/柚餅子/おとしいれ/そばずい など