5さいのたんじょうびと紙バカに向けて。
燦燦舎の大事な社員であるうちの双子もおかげさまで5歳になりました。立ち上げの頃は3歳になったばかりだったことを考えると、感慨深いものがあります。ということで、燦燦舎第三弾! というのはウソですが、双子の誕生日を記念して親バカ小冊子『5さいのたんじょうびに。』を刊行しました。
本当の第三弾も着実に刊行に向かっています。春にはお披露目できる予定です!
A6変型、16ページオールカラーの豪華版です。
双子は親父を尊敬するに違いない! と朝からせっせと制作したんですが、反応はまあまあでした。
まあ、子どもなんてそんなもんだ、ドラゴンボールやらアイカツ(アイドル活動!)には勝てねえや。と匙を投げる次第です。
しかし、妻はとっても喜んでいました。つくった甲斐ありです。構想から執筆、編集、デザインまで、インデザインやイラストレーターなどのソフトを駆使し、、、もとい翻弄されながら3時間ほど。俺はこの月末の忙しいときになにをやっているのだ、という自問があったことは事実です。
この小冊子は、実際の本と同じように、16ページの1ページ1ページをA3の用紙に「面付け」してつくってみました。
本っていうのは、紙が1枚ずつ束ねられているのではなくて、基本的に16ページ毎に印刷された用紙を折って、それが束ねられてつくられているんですね。
こんな感じです。
オモテとウラにそれぞれのページ毎に「面付け」。表の5ページの下には4ページが逆さまにはりついてますね。右下の1ページ目も逆さまです。
『5さいのたんじょうびに』ではこうなってます。右下の1ページ目が逆さまになっているのがおわかりでしょうか。
それを折る! 折ったらこうなる。
回転! 回転したらこう。
さらに折る! さらに折ったらこうなり、、、
また回転! また回転したらこう。8-9ページは見開き写真がいいですね。
とどめに折る! これでどうだ!
よっしゃ! 16ページの冊子になりました。
これを断裁して、ぺらぺらとページがめくれるようになるんですね。
自分でやったら、めっちゃ難しかったです。印刷屋さんの技術に驚愕です。
ちなみに紙の出力はというと、うちは出版社のくせにカラーがまともに出るプリンターがない、ということで加治屋町のコピー屋さんキンコーズに行きました。なんと、コピー用紙だけじゃなくて紙が選べるとのこと。ここはいっちょ、カラーの本でも実際に使われる、あの『桜島! まるごと絵本』でも使われたという「ニューVマット」を選択。厚みは110Kだ!
うーむ、なんだかしっかりした紙だと存在感アップです。
キンコーズ最高! っていうかうちにプリンターなくていいのかよ。
ということで、みなさんも自分でつくる小冊子、なかなか楽しいですよ。
是非つくってみてください。
世界に5部しかない燦燦舎の『5さいのたんじょうびに。』は明日の紙バカジャンク市で展示されるとのこと。
10時から16時、林ビルに遊びにきてくださいね〜。
テンパークからロイヤルホスト城山店に歩いていくと途中にあるよ!