燦燦舎のブログ

燦燦舎(さんさんしゃ)は鹿児島の小さな出版社です。 HP→ san-san-sha.com

参政党憲法で、ニッポンどうなる? 『日本の憲法もしも変わったら』刊行です!!

 

燦燦舎、久しぶりの新刊は、問題作です。

『日本の憲法もしも変わったら 

 参政党憲法で起きるかもしれないこと』!!!

ご購入はこちらから!

https://san-san-sha.com/?pid=191254434

 

 

昨年5月、参政党が「創憲草案」を発表したときの衝撃は忘れられません。

前文は「日本は、稲穂が実る豊な国土に、八百万の神と祖先を祀り~」から始まり、

国体は「國體」と旧字で表記されます。

「俺は一体いつの時代の何を読んでいるのだ!???」

私の脳内に「???」が点滅しました。

そして「国民主権」がないことにのけぞりました。

他にも人種差別と取れる条項があり、「自衛軍」を設置すると書かれています。

日本国憲法で保障されている「基本的人権の尊重」や「表現の自由」「拷問の禁止」「奴隷的拘束の禁止」などが一切書かれていません。

代表の神谷氏は参議院選挙の街頭演説で、

「極端な思想の公務員を洗い出し、排除する。それがスパイ防止法です! ね!?」と叫び、支持者の熱狂が渦巻くのを背筋の凍る思いで見ていました。

(→思想調査って、戦前やろが! 極端な思想って、そらあんたやないか!)※筆者ツッコミです

 

率直に、恐怖を覚えました。その後の躍進はご存知の通りです。

この勢いで改憲まで突き進んだら日本はどうなってしまうのか? 

この憲法は危険すぎる。書籍として記録されて、批判されなければならない。

しかし、私は憲法の専門家でもなんでもありません。

そんなとき、以前鹿児島大学で憲法を教えていた

現・愛知大学の大野友也教授も私と同様の危機を感じているのを知りました。

大野さんと、「もしも参政党憲法が制定されてたら一体何が起きてしまうのか?」を検証したのが燦燦舎の新刊

日本の憲法もしも変わったら 参政党憲法で起きるかもしれないこと』です。もちろんイラストは燦燦舎・さめしまことえです!

 

まずは本文を開いてみましょう。

日本国憲法21条では表現の自由が保障されています。

書店や図書館には様々なジャンル、多様な思想の書籍が並び、

私たちは好きなことや嫌いなことも本から知識を得ることができます。

本屋さん、幸せですよね

 

ところが参政党憲法草案には表現の自由・検閲の禁止の記載がありません。

ないのです。(→なんでないんでしょう??? 書こうよ!)

もしも独裁的な政権が実権を握ったら検閲が行われて、

都合の悪い書籍は出版禁止になる、かもしれない。

当然本書『日本の憲法もしも~』は一発発禁です。

書店の本棚がガラガラであることの哀しみ

 

 

日本国憲法19条では思想・良心の自由が保障されています。

私たちは、いいことも、たとえ社会的に悪とされることだって、何を考えるのも自由です。

例えば「どこぞの大統領、宇宙人が連れ去ってくれんかな!?」とか、

他にもここにはとても書けないことを、私は寝っ転がりながら四六時中考えています。

(→それが許される日本国憲法、最高っ!)

 

 

参政党憲法には、もちろん思想・良心の自由は記載されていません。

(→だから、書こうよ!!!)

さらに国民の要件として「愛国心」を求める条項もあります。

国を愛する心は自然に醸成されるべきで、国から要求されるものではありません。

 

通信の秘密・奴隷的拘束拷問の禁止の記載も、

もうおわかりだと思いますが、ありません。

(→だから、書けーっ! このハーーーッ!!と私の脳内の豊田真由子が叫んでいます)

 

こんな憲法ができたら、

私たちはネット検索を監視されて連行されて、ひどい取り調べを受ける、かもしれません。

ひどい取り調べの図。恐ろしくて全部アップできません。本書を購入の上ご確認ください。

 

このような予測に、大野さんに詳細な解説を加えていただきました。

 

そもそも憲法を知らない人もたくさんいます。

まずは「憲法ってなんだろう?」というコーナーも設けましたので、

憲法の入門書としても使っていただけます。

大野さん曰く、「憲法とは、人権を守る仕組み」

 

 

国家は人権を保障するが、同時に大きな権力を持つ。

権力が乱用されて人権が奪われることのないように、憲法がある。

本書を編集しながら、日本国憲法はなんとよくできているのか、と感心しました。

私が出版活動ができるのも、自由に発信できるのも日本国憲法のおかげです。

 

高市総理は衆院選で大勝して、改憲への意欲をあからさまに表に出してきました。

最悪なタイミングでアメリカが勝手に戦争を始めて、

トランプ大統領は自衛隊派遣を要請してきました。

高市総理は自衛隊出してえ出してえって顔してました。

(→いや、お前が始めた戦争やろ、って一瞬で断れよ)

 

アメリカに行って抱きついてなおも派遣を要請されますが、

それを断る明確な根拠となったのは憲法9条です。

あのトランプ&高市コンビすら封じる。

日本国憲法、最強だなと思います。

戦後81年、憲法は日本が戦争に巻き込まれないための

リアルな力であることが証明されました。

 

ですが、衆議院では3分の2を与党が取っています。改憲の議論は避けられないでしょう。

大国の意向のもとムードに流されて拙速に改憲することには慎重になるべきです。

私も全国で起きている改憲反対デモに勇気をもらっています。

4月8日は鹿児島でも行われたので行ってきました

 

私たちは、日本国憲法によって守られてきました。

次は、私たちが憲法を守る番です。

 

『日本の憲法もしも変わったら 参政党憲法で起きるかもしれないこと』は、

イラストもたっぷりで、

視覚的に「憲法が何を守ってくれているか」がわかる本です。

おそらく本書を購入くださる方は、

憲法をよく知っていて、参政党の憲法に危機意識を持っていらっしゃる方だと思います。

「そもそも憲法ってなんだろう?」というお子さんやお孫さん、お友だち、周りのみなさんにも広めていただければ幸いです。

そして、参政党のみなさんにも読んでいただければありがたいです。

 

購入はこちらの燦燦舎サイトから!!!

 

https://san-san-sha.com/?pid=191254434

 

お支払いは郵便振替にて、もしくはクレジット決済も可能、

日本全国、送料無料です!!

※さらに、初回特典!

3冊以上のご注文で憲法ポストカードの特典付きです!

 

※お取り扱いをご希望の書店さんは

燦燦舎 info@san-san-sha.com tel/099-248-7496 
までお気軽にご連絡ください。直扱い、取次経由、どちらでも納品可能です。

 

 

日本の憲法もしも変わったら 参政党憲法で起きるかもしれないこと』

 

大野友也・さめしまことえ・鮫島亮二

発行:燦燦舎

B5判変形、並製、46ページ、オールカラー

定価(本体1,100円+税)

ISBN978-4-907597-21-4 

4月中旬刊行

 

【本書の内容】

憲法ってなんだろう?

①参政党憲法で本屋から本がなくなる!?

②参政党憲法で不平等な社会に?

③参政党憲法で結婚・離婚が変わる?

④参政党憲法でパンやラーメンが超高級品に?

⑤参政党憲法で頭の中がのぞかれる!?

⑥参政党憲法で戦争に行かされる?

 

【著者プロフィール】

大野 友也(おおのともや)

1977年、岐阜県生まれ。2007年9月、早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得退学。鹿児島大学法文学部准教授を経て、現在、愛知大学法学部教授。専門は憲法学、最近の研究テーマはセクシュアルマイノリティの権利、移民・難民法制。共著に『大学生のための憲法[第2版]』(法律文化社)、『改憲問題Q&A 2025』(地平社)など。本書では解説と憲法監修を担当。

 

さめしま ことえ

1979年、静岡市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科卒業。美術作家。2007年に東京から桜島に移住。閉館したホテルを会場にした現代アート展に携わる。現在は鹿児島市に住み、書籍のイラストや現代アートなど幅広い創作活動を続ける。共著に『新装版 桜島!まるごと絵本』、『鹿児島偉人カルタ55』、『みんなの鹿児島クイズ』など。本書ではイラストを担当。

 

鮫島 亮二(さめしまりょうじ)

1977年、鹿児島市生まれ騎射場育ち。埼玉大学教養学部卒業。地方銀行に就職するも早々に退職して愛知県の自動車工場に期間従業員として勤務。2006年、図書出版・南方新社に入社。2014年、出版社・燦燦舎を立ち上げる。地域で小さく永く出版業を営むべく悪戦苦闘しながらも楽しく本づくりをしている。本書では全体の構成、前半パートの執筆、本文組版を担当。