燦燦舎のブログ

燦燦舎(さんさんしゃ)は鹿児島のあたらしい出版社です。 HP→ san-san-sha.com

今年もありがとうございました! 燦燦舎の『はじめての郷土料理』と『鹿児島偉人カルタ55』が買えるお店!

鹿児島の小さな出版社・燦燦舎(さんさんしゃ)代表の鮫島亮二です。
誰も体験したことのない疫病禍に大いに翻弄される、全人類の記憶に残る年でした。

そんな年ですが、もともと人前に出ることもないし、華やかな生活を送ることもなく、子育てしながらひたすら地道に本を作っていますので、わたしたちの暮らしは特に大きく変わることはありませんでした。(きっちりと売上だけは見事に落ちて、果たして存続できるのかと思い詰める時間も多分にありました)

 

先日も書きましたが、出版社の存在証明はただひとつ、「本を出し続けること」しかありません。
このような年の最後に『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』と『鹿児島偉人カルタ55』という2冊の新刊を出せたことは、出版者として最大の喜びです。

さらに言えば、本は出して終わりではなく、出してからが始まり。
出版社や編集者だけで出版業が成立することはありえません。
読者と日々向き合い、販売してくださる書店さんがなければ、「出版」という業態が持続することはないのです。

 

ということで、燦燦舎、2020年時点での全身全霊、新刊2作!
『はじめての郷土料理』と『鹿児島偉人カルタ55』を販売してくださるありがたいお店をご紹介!
ナショナルチェーンの大書店から地域の本屋さん、古本屋さんから飲み屋さん、物産館、ぢゃんぼ餅屋さんまで!!! 敬称略!!!

※在庫状況はお店によって違います。特に『鹿児島偉人カルタ55』が売り切れている場合もあります。確認されてからお店に行かれることをおすすめします!

※年末年始のお店の開店状況、営業時間などはそれぞれ確認ください。

 

 

鹿児島市

・MARUZEN天文館店 099−239-1221

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『鹿児島偉人カルタ55』作者の下豊留さん!

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MARUZEN天文館店さんではなんと『鹿児島偉人カルタ55』『はじめての郷土料理』が1位と2位にランクイン! ワンツーフィニッシュ!

 

ジュンク堂書店鹿児島店 099−216−8838

ジュンク堂さんは初回の配本が多かったため、比較的在庫も多いです!

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ジュンク堂さんでは『はじめての郷土料理』が1位!

 

紀伊國屋書店鹿児島店 099−812-7000

紀伊國屋さんは初回の配本が多かったため、比較的在庫も多いです!

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・ブックスミスミオプシア 099−813-7012 

未来屋書店イオン鹿児島店 099−210-3121

・石井書店 099−222-1028

・TSUTAYA城西店 099−252-9977

・TSUTAYA甲南通り店 099-259-8020

・
TSUTAYA吉野店 099-295-8550

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燦燦舎の地元・ツタヤ吉野店さん! 入口近くに燦燦舎タワーつくっていただいています!

 

・
TSUTAYA田上店 

山形屋書籍売場

山形屋What楽天市場ショップ

search.rakuten.co.jp

 

・とくり書店 099-253-7642

・星ヶ峯書店 099−264-8505

・ブックスミスミ七ツ島店 099−260-0231

・ブックセンターめいわ和田店 099−269-7511

・ブックセンターめいわ中山店 099−266-2030

※ブックセンターめいわ和田店さん、めいわ中山店さんは初回の配本が多かったため、比較的在庫も多いです!

 

・古書リゼット

・つばめ文庫

・ブックスパーチ

 

桜島ビジターセンター(『鹿児島偉人カルタ55』のみ)

・せきよしの物産館(『はじめての郷土料理』のみ)

 

・さつま酒飯店 和総

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鹿児島のうんまかもんが集まる天文館の熱い居酒屋! 和総さんでは令和の鹿児島の偉人が集結して、作者の下豊留さんによるカルタ大会が! 詳細は年明けにブログで報告、、、、、予定!

 

・ぢゃんぼ餅 平田屋

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磯のぢゃんぼ餅屋さん、平田屋さんでもなんと販売!

 

 

姶良・霧島

 ・ブックセンターリリーズ姶良店 0995-67-7077

・金海堂イオン隼人国分店 0995-44-8187

・ツタヤブックストア霧島店 0995-48-8777

・日当山無垢食堂(『はじめての郷土料理』のみ)

 

伊集院・川辺・吹上・加世田・指宿・頴娃・枕崎

 

・ツタヤ伊集院店 099-272-0200

・ブックセンターめいわ伊集院店 099-246-5155

・キャンパス 0993-56-5655

・加世田書店 0993-53-4540

・ツタヤ指宿店 0993-23-5566

・文泉堂 0993-36-0028


 ・三愛書店花渡川店

 

川内・出水・阿久根・大口

明屋書店川内店 0996-22-2700

・諏訪書店 0996-62-0003

・ツタヤ出水本町店 0996-62-2880

・ツタヤ出水緑町店 0996-63-0598

・ブックセンター書林 0996-73-4500

・富浜書店

・ツタヤ伊佐店  0995-24-2388

 

鹿屋・末吉

 ・ブックスミスミ鹿屋店

くまざわ書店鹿屋店

・文精堂書店 0994-43-3300

・浜田書店 0986-76-0070

 

種子島

・和田書店

 

奄美

楠田書店 0997−52−2631

 

宮崎

木城えほんの郷 森のほんやさん

 

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上記燦燦舎ホームページでも購入できます。

新年は1月4日から元気に営業を開始いたします。

それではみなさま、本年もありがとうございました。

来年も燦燦舎をどうぞごひいき、よろしくお願いいたします。

よかお年をお迎えください。

 

祝!MARUZEN天文館店で『鹿児島偉人カルタ55』が1位! 『はじめての郷土料理』が2位! ワンツーフィニッーーーシュ!!!

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いやはやいやはや、出版社を続けていると、よかこともあるものです。
鹿児島ナンバーワンの繁華街・天文館のど真ん中の書店!
MARUZEN天文館店さんで、

下豊留佳奈作・さめしまことえ絵・原口泉監修の

『鹿児島偉人カルタ55』が堂々の

1位! 

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ジャジャン!

 

 

さらにさらに、千葉しのぶ『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』が
2位!!!

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ジャジャジャジャーーーン!

 


燦燦舎、年末にまさかのワンツーフィニッシュ決めました!!!(12月19日〜25日)
うれしい〜〜~~~~~~。

 


書店員のYさんから「カルタが今日だけで30売れてます! もうありません!」という切迫した電話がかかってきたのが忘れられません。
Yさん! 師走の夕方の渋滞のなか、ダッシュで持って行ったよ俺は!!!
ここまで売れることは書店員さんの記憶にもあまりないそうです。

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こちらが切羽詰まった声でわたしを「いま行くしかねえ!」という気持ちにさせたYさん。たくさんの販売、ありがとうございます!!!

 

MARUZEN天文館店のみなさま、著者のみなさま、ありがとうございます!!!

たくさん取り上げていただいた新聞、テレビ局のみなさまもありがとうございます!!!

 

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こちらは『鹿児島偉人カルタ55』の作者・下豊留さん

 

天文館の中心。買い物ついででも寄りやすいMARUZENさん。
ビルをぐるぐる回るのも幸せです。

地下には古書コーナーもあり、児童書と5、6階のコミックも熱いですよ。

コミックはだいぶマニアックでいい!
みなさまもMARUZEN天文館店さんにどうぞ行ってみてくださいね。

なかなか仕事が納まらない燦燦舎。やれるところまでやります!!!

 

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『鹿児島偉人カルタ55』

『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』

の購入は、県内書店さんへ。

または上記燦燦舎ホームページから!

全国送料無料で送ります!

(燦燦舎からは、年明け5日以降の発送になります。ご了承ください)

祝!ジュンク堂書店鹿児島店で千葉しのぶ『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』が1位!!!

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やりました!
鹿児島の本読みが集結するマルヤ6階・ジュンク堂書店鹿児島店さんの週間ランキング(12月16日〜22日)で、

千葉しのぶ『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』が

堂々の、

1位!!!

これはうれしい!

 

 

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twitter.com

 

2位『スマホ脳』(新潮新書
3位『なぜ、読解力が必要なのか?』(講談社
4位『めくって学べる きかいのしくみ図鑑』(学研)
5位『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社)

などなど、大手出版社の並みいる強豪を抑えての1位。
うれしいです。

 

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ジュンク堂さんにはこげなふうにレジ前のスーパーホットコーナーにどどん!と、

さらにレジ裏の壁にも巨大スペースで置いていただいております。

初回でダントツの数の仕入れをしてくださったジュンク堂さん!

『鹿児島偉人カルタ55』も大量に入荷くださっています!

いつも応援ありがとうございます。

これからも鹿児島の本と出版の世界を盛り上げていきましょうね。きばります。

 

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『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』は

ジュンク堂書店鹿児島店さんや県内書店さんで、

または上記燦燦舎ホームページからお買い求めいただけます。

全国送料無料。

どうぞよろしくお願いします。

 

『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』『鹿児島偉人カルタ55』出版しました

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誰もが忘れられない2020年でしたね。


大変な時代になってしまいましたが、
出版社の存在証明はいつの時代もただひとつ「本を出版し続けること」だと考えます。

燦燦舎ではこの12月に、2冊の新刊を刊行しました。

NPO法人霧島食育研究会理事長・元鹿女子短准教授
千葉しのぶ先生による、
『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』と、

監修:原口泉先生
作;下豊留佳奈さん、
絵:さめしまことえ(燦燦舎)による
『鹿児島偉人カルタ55』

の2点です。

 

 

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『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』カバー

元気になる黄色が目印。縁起がいいです!

 

がね、あくまき、かるかん、鶏飯。

77品の郷土料理の作り方を丁寧に解説しています。

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冬に温まる、あわんなっと。左ページは「鹿児島の豚」についてのコラム。

 

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豚骨。おいしいですよね。

鶏飯は奄美を代表する郷土料理。

 

すべてのレシピにはコラムがつきます。料理のいわれや語源、食材についてなどをひとつひとつ解説しました。

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「がね」とは鹿児島弁で「かに」のこと。

 

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「幕末・明治期から受け継がれる鹿児島の食」。

コラムは東川隆太郎さんが考証してくださっています。豪華ですね!

 

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材料、作り方の文字サイズもいまどきのレシピ本とは一線を画す大きさ!

レシピ本はあくまで「実用書」。テーブルに置いて読めるサイズを目指しています。さらに開きのいいPUR製本を採用しています。

 

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きびなごの手さばきについてもイラストで親切に説明しています。


早くも手にした読者のみなさまから

「鹿児島の家庭には1冊常備!」

「県外に出た鹿児島出身者が泣いて喜ぶ」

「文字が大きい。読みやすい」

などなどありがたいお言葉をいただいています。ありがとうございます!

 

『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』の購入はこちらから

 

san-san-sha.com

 

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続いてはこちら。

『鹿児島偉人カルタ55』

 

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箱を持ったときのしっかり感、ずっしり感あります。厚さ2.2センチ。

プレゼントやお土産にも喜ばれるパッケージ!

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箱を開けたらこうなります。

セット内容は読み札55枚+予備、絵札55枚+予備、カルタ一覧表、おまけ解説本「鹿児島偉人カルタの手帖」、カルタの遊び方。にぎやかですね!

 

絵札、読み札の例です。読み札は名文の数々!

声に出してよみたい日本語を著者の下豊留さんが書いてくれました。

絵札もあたたかく、なつかしく力強く。さめしまことえが気張って描きました!

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読み札には人物の簡潔な解説と生年没年を掲載。どんな人物かわかります。

鹿児島の人物を楽しみながら学ぶのにはこれ以上ないアイテムだと自負しています。

ちなみに筆者(燦燦舎代表鮫島)には小4の子どもがいるですが、既に

小松帯刀!」「海音寺潮五郎〜」と偉人を覚えまくっています。

自らの子どもたちで実証済み。どうぞ遊んでください。

 

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さらにこちらはおまけと言うには豪華すぎる、おまけ本!

登場する55人の一生が書かれています。もちろん下豊留さんの書き下ろし。

さらにこの解説本には人物のイメージをふくらませる #(ハッシュタグ)が掲載されています。是非めくってみて、なるほど、にんまり、とうなずいてください。

 

さらにさらにはこのカルタ、なんとトランプにもなるのです!

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気になるJOKERは、、、、、島津豊久! 

かっこいい! 一番人気の予感!

 

『鹿児島偉人カルタ55』の購入は以下からどうぞ。

全国送料無料です。

san-san-sha.com

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こちらは『はじめての郷土料理』著者の千葉しのぶ先生。

まえがきを一部抜粋します。

この本が鹿児島の郷土料理に興味をもち、継承を志される方の手もとに届くことを、そして50年、100年先の鹿児島の子どもたちが「郷土料理」を「食べ」「学び」「伝え継ぐ」一助になることを願っています。

 

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左からさめしまことえ、作者の下豊留佳奈さん、監修の原口泉先生です。

 

下豊留さんのあとがきを抜粋します。

歴史に名を残す人は、みんな天才だと感じるかもしれませんが、私たちの郷土の先輩です。その時代を、一瞬一瞬を懸命に生きてきて人たちです。55人の偉人たちを、より身近に感じてもらえればという思いを込めてつくりました。

 

『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』と『鹿児島偉人カルタ55』

の、2点を同時に制作していて感じたのは、

南北に600キロもの広さを誇る鹿児島という土地の特殊性や複雑性。

そこに文化をつくってきた先人たちのたゆまぬ努力と多様性です。

ひとがいて、食べ物があり、それを扱い、食べて育つ人間がいる。

先人に学ぶことはまだまだたくさんあります。

 

燦燦舎、渾身の2作です。2点同時ですがどちらも本気。掛け値なしの大本命です。

鹿児島県内の書店、燦燦舎のホームページで販売しています。

どうぞ手に取ってください。

 

 

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『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』

千葉しのぶ

B5判

144頁、オールカラー、並製

定価2,420円(税込)

 

【目次】

これだけは作りたい郷土料理

がね/さつますもじ/豚骨/つけあげ/鶏飯/海老だしの雑煮/煮しめ/豚みそ/あくまき/かるかん など12品

 季節の郷土料理

酒ずし/しゅんかん/きびなごの刺身/さつま汁/あわんなっと/ぢゃんぼ餅 など38品

 地域の郷土料理

鶏だしのそばずい/鰹のびんた/つあんつあん/ながらめのみそ焼き/どぅしばん/田芋炒り など27品

 コラム・その他

「鹿児島の豚」「幕末・明治維新から受け継がれる郷土料理/あくまきの巻き方/きびなごのさばき方 など


『鹿児島偉人カルタ55』

監修:原口泉先生
作:下豊留佳奈
絵:さめしまことえ

【セット内容】

絵札55枚+予備、読み札55枚+予備、一覧表、解説本「鹿児島偉人カルタの手帖」、カルタの遊び方、箱入り(タテ247ミリ×ヨコ176ミリ×22ミリ)

【カルタに登場する人物】

維新の立役者・西郷隆盛/剣豪・桐野利秋/警察の創始者川路利良/大阪の経済再生・五代友厚/西郷を支えた・西郷糸/ハンディ乗り越え農学博士・丹下梅子/シラス開田・野井倉甚兵衛/種子島の女殿様・松寿院/出水兵児・山田昌厳/奄美黒糖の祖・直川智/伊敷の金メダリスト・鶴田義行/川内の出版界の革命児・山本実彦 など55人

 

 

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『はじめての郷土料理』『鹿児島偉人カルタ55』営業中! 書店員さんの声! そしてひとりキャンプ。

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千葉しのぶ『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』

監修:原口泉、作:下豊留佳奈、絵:さめしまことえ『鹿児島偉人カルタ55』

先日のブログアップから本当にたくさんのご予約をいただいています。

ひとえに著者のみなさんのこれまでの活動のおかげやな、と思う次第。

さてさて燦燦舎では、上記2タイトルの制作がすべて終わってあとは印刷会社さんからの納品を待つばかり。いよいよここからがスタート、書店営業行脚行脚ちゅうです!

『はじめての郷土料理』は「部抜き」と言われるものを印刷会社さんから送ってもらいました。

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印刷、刷るのはすべて終わってただいま製本(綴じる作業)をやってもらっているところですな。つまりこれは印刷の本番のブツです! 写真の色もきれいに出ています。ありがとうございます、シナノ書籍印刷さん!

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部抜きを背から見た図。こんなふうに16ページひと折りの束で本がつくられていることが分かります。みなさんも手持ちの本を分解したらこうなっているはず!

 

 

『鹿児島偉人カルタ55』は箱の見本とカルタの色校がサンプルです。

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これらを持ってチラシをカバンに入れ、ディスプレイの場所を測るメジャー(いい場所を取る気満々なのです)を忍ばせていざ行かん、本屋さん営業! 

編集はひたすらに籠る作業ですが、ここからは、365日、本を扱っている書店員さんに見ていただき、そして判断いただく仕事です。

「まったくあかん!」「売れん」と言われたらどうしようか、、、緊張します。

結果から言いますと、これまで見ていただいた書店員さんたちからはすべてうれしいお言葉をいただきました。以下、紹介します。

『はじめての郷土料理』について

  • 100冊入れます。売ります。
  • この印刷、写真の質だったら2,420円でもまったく高くありません!
  • 字が大きい! 見やすいですね!
  • 郷土料理の問い合わせが多い。よく作ってくれました。
  • 鹿児島のすべての学校に入ります!
  • ロングセラーになりますね。ずーっと売っていきます。

などなど! 涙!!!

『鹿児島偉人カルタ55』について

  • これは正月に売りたい! レジ前の台確保します!
  • ぼくはこれは買います。
  • JOKERが島津豊久!(笑!)。島津斉彬いいですね。燦燦舎のマークにしてください!(できるか!)
  • 文章いいですね! 子どもが覚えます! 
  • 鹿児島の上毛カルタみたいになればいいですね。
  • いつもいいところに目を付けるなあ〜。(ありがとうございます!)

最前線で本を売っている書店員さんたちからの声。励みになります。

来週配本を考えるとすべての書店さんを周り切れませんが、年内にかけてごあいさつしながらこの2冊のお話しをしていきたいです。

そして、先週末に『鹿児島偉人カルタ55』のおまけ冊子の入稿が終わり、灰になったわたし。妻から「あなたが家にいると家中に緊張感が充満するのでひとりでキャンプに行ってきてください」と言われました。

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件のおまけ冊子。おまけとは思えないボリューム! 書店さんから「安くない?」と言われました。もうちょい高くすりゃよかったか!? いや、もういいんです!

 

ここからはしばらくおっさんのキャンプブログです。飛ばしてください。

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霧島高原国民休養地キャンプ場にて。ぽつねんと見える緑の小さいテントがわたしのモンベルムーンライト。めっちゃ早く設営できます。15年くらい前に買いました。

 

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当たり前ですが夜がものすごく寒く、着られるだけのものを着て寝ました。なめてました霧島。朝から焚き火。そして前日にひとりで食ったアヒージョをパスタにアレンジ。普段は子どもがいるので辛いものが食卓に並ばないので秘かに幸せです。

 

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県境、宮崎側にある蕎麦や「がまこう庵」でそば。だいぶ待ちましたが、ひとりだと待つのもいいものです。ここでなんと友人に遭遇。悪いことはできんな、と思うところでした。

 

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霧島神宮の紅葉。いまが紅葉の時期だとも知らなかったわたし。編集で引きこもってたからそんなこともわからなかったのか、と切なかったです。普段あまりいいのが出ないおみくじは中吉! 商売「売るも買うもよし」! 売るぜ!!!

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高千穂峰。かっこいいです。

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そして振り返ると遠くに写るは桜島。神々感じるぜ、霧島!!!

 

読み飛ばしていただいたでしょうか?

 

 

書店員さんからも絶賛いただいております、

燦燦舎の自信作! 

千葉しのぶ『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』

監修:原口泉、作:下豊留佳奈、絵:さめしまことえ『鹿児島偉人カルタ55』

詳しくは以下から!

 

san-san-sha.hatenablog.jp

 

san-san-sha.hatenablog.jp

 

 

以下からご予約受け付けております!

予約特典は著者のみなさまのサイン本です! 稀少です!

予約は12月7日まで!!!

san-san-sha.com

 

下豊留佳奈『鹿児島偉人カルタ55』! 予約特典は監修:原口泉と、絵:さめしまことえのトリプルサイン! 千葉しのぶ『はじめての郷土料理』と同時刊行です!!!

先日アップしました千葉しのぶ『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』の記事、早くもたくさんのご予約をいただいております。

ありがとうございます!!!

あらゆる活動が制限され元気がなくなった2020年。燦燦舎は1冊だけじゃ終わらせねえぞ!と、気合いでもう1冊! 

なんとなんと、12月上旬に全力で同時刊行します!!!

 

監修! 原口泉!

作! 下豊留佳奈!

絵! さめしまことえ の豪華三人でお届けします!

その名も

『鹿児島偉人カルタ55』!!!

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 左からさめしまことえ、下豊留佳奈さん、原口泉先生。みんなよか笑顔じゃっど! 鹿児島県立図書館館長室にて撮影しました!

 

本書の著者・下豊留さんは1993年のお生まれ。記憶に残る8・6水害の年ですね。本ブログの筆者である燦燦舎の鮫島は当時高1でした。昨年刊行しました原口先生の『近代日本を拓いた薩摩の二十傑』の制作・販売で下豊留さんとお仕事をするなかで、これだけ年が離れてこんなに若いのに、ここまで仕事をしっかりと確実にされる方がいるのか、と驚いておりました。

大河「西郷どん」の制作協力で原口先生を支え NHKのクルーのみなさんとも白熱のやり取りをされてた経験はだてじゃありません。

鹿児島の歴史の知識、発信・継承することへ熱量、そして「カルタ」の文章を書く言語センス、カルタでともに遊ぶであろう子どもたちへの接し方などなど、などなど。

「子どもに鹿児島の歴史を楽しく伝えるカルタをいっしょに作れるのは、このひとしかいない!」とお願いした次第です。

 

絵は『西郷どん!まるごと絵本』で幕末・明治の人物・風景を描きに描いた燦燦舎のさめしまことえ。

 

監修はもちろん、下豊留さんのご師匠・原口泉先生にお願いしました。

先生、今回もありがとうございます!!!

 

それでは気になる中身を見ていきましょう!

まずはじゃじゃん! 箱!

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 めでたいっ! 駅のお土産コーナーに置きたい! ポップでカラフルだけど懐かしい!

わたくし、配色が好きなのです。今回のカルタのデザインはすべて鹿児島市のcrowdさんにお願いしました。クラウドさん、ありがとうございます!

 

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箱のサイズはタテ247ミリ、ヨコ176ミリ、厚さ22ミリ。

大人がつかんでもかなりしっかり!とした厚み。存在感、ありがたみ、あります!

当初の予定よりだいぶ大きく厚くなってしもうた。。。

ここまで何回試作を重ねたことか、、、箱作るのは大変だぜ、、、

今回の箱の制作は日置市の日之出紙器工業さんにお世話になりました。「タテヨコ比を1.4に極力近づけてください。だけど値段は変わらず」「できるだけサイズでかくしてください。だけど値段は変わらず」などなどなどなど、わたしのめんどくさい修正のお願いに見事応えてくださいました。ありがとうございます!

そして中身!

読み札と取り札です。

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関ヶ原 敵中突破で チェストいけ!」島津義弘

どうでしょうか、、、、、

かっこよくないですかーーー!

言わずと知れた1600年の関ヶ原の戦い。敗色濃厚の西軍の島津軍。決死の覚悟で敵陣を突っ切り薩摩に帰還した猛将・島津義弘の一生を、これだけ短く言い切った文章があったでしょうか!?!?

「なかどぉ〜!!!(ないぞーっ!!!)

チェストーーーッ!!!(薩摩の気合いの掛け声)」

 

 

すいません。興奮しておかしくなっております。

他にも!

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「浪(なみ)高し Z旗(ゼットき)掲げろ 日本海東郷平八郎!!!

反戦・平和主義者のわたしですら日本海海戦に臨んでしまいそうです。

 

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「龍郷で 菊池源吾と 愛燦燦」愛加那!!!

菊池源吾奄美での西郷隆盛の変名。愛加那と仲睦まじい西郷。うらやましい。

どげんですけ? 

偉人の一生を一発で表現するカルタ文!

はっきり言って名文の数々です。

これを弱冠27歳(若い!)で書いた下豊留さん。恐ろしいですね。

55人の文章を書き切るまで何度も何度も打ち合わせを重ねました。

わたしも修正を出しまくったので嫌われてないか心配ですが、見事な文章を書いてくださいました。

イラストもさめしまことえ(筆者・燦燦舎代表の鮫島の妻です)がきばって描きました。クラウドさんに入稿しないと年内に出来ない!!!という夏の盆前にぶっ倒れたときはどうしようかと思いました。『はじめての郷土料理』と同時進行で55人、大変な作業をさせてごめんなさい。

難儀でしたが、人物の特徴と人生をとらえ、かつ温かみと力強さが同居する絵が描けました。

 

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読み札には人物のひと言解説と出生年・没年を掲載。

 

登場する人物は、

維新の立役者・西郷隆盛/剣豪・桐野利秋/警察の創始者川路利良/大阪の経済再生・五代友厚/西郷を支えた・西郷糸/ハンディ乗り越え農学博士・丹下梅子/シラス開田・野井倉甚兵衛/種子島の女殿様・松寿院/出水兵児・山田昌厳/奄美黒糖の祖・直川智/伊敷の金メダリスト・鶴田義行/川内の出版界の革命児・山本実彦

などなどなどなど、維新の志士から殿、姫、文学者にスポーツ、美術。あらゆる分野、地域、時代から選びに選んだ55人!

西郷どんだけじゃなかった!

鹿児島にはすごいことを成し遂げた人がこんなにいたのです!!!

 

 

しかし!このカルタにはまだまだ続きがあります。

もちろん今回もおまけ本つき! 

小冊子『鹿児島偉人カルタの手帖』がもれなくついております。こちら現在必死こで編集中。執筆はもちろん下豊留さん!

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冊子はA5判、32頁のオールカラー!

おまけというには豪華です!

もちろんルビたっぷりで読みやすい。人物の一生を簡潔に解説します。

 

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ひとりひとりにハッシュタグ付き!(笑)

#を読むだけで面白い。じわじわきます。

(ちなみに上記#は西郷隆盛

 

さらに!!! まだまだ終わりじゃない!

ご察しのいい読者さまはお気づきかもしれませんが、

なんと! このカルタはトランプにもなるのです!!!

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スペードのエースはもちろんおいどんでごわす! 西郷隆盛!!!

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 JOKERは捨て奸! 島津豊久 

(かっこいい! 一番人気の予感!)

 

偉人七並べ、西郷どんポーカーに、55人でぶたのしっぽ。サツマグレイテスツ・トランプタワーを建立するもよし!!!

鹿児島偉人カルタはキッズだけのものじゃない! 大人も大満足!!!

そいつが燦燦舎のやり方!

これで遊び方は無限列車、いや無限城、いや無限大の大の大っ!!! 

どやっっっっ!!!

 

年末年始、お正月に、家族で親子で、三世代で、お友だちと。

学校や幼稚園保育園、児童クラブやデイサービスのレクレーションにも。

もちろんプレゼントにも最適ですね。

 

コロナ禍でおうち時間が増えるなか、鹿児島の歴史を遊んで学ぶにはどうしたらいいのか? こんなときだからこそ、紙の、アナログの、体温の伝わるコミュニケーションをとるにはどうしたらいいのか?

下豊留佳奈さん、さめしまことえ、燦燦舎、監修の原口泉先生で本気で考えて全力で作り上げたカルタです。

子どもたちが鹿児島の人物を楽しく学ぶには、現時点でこれ以上のツールはない、と断言します。

 

 

ということで!

千葉しのぶ『はじめての郷土料理』と同時刊行です!!!

 

 

※追記 こちらの予約キャンペーンは12月8日で終了しています。

12月10日頃の刊行に先立ち!

大予約キャンペーンを敢行します!

本ブログから『鹿児島偉人カルタ55』をご予約いただいた方だけに!

「下豊留佳奈、さめしまことえ、そして原口泉先生が、あなたのためにトリプルサインします!!!」

 

内容は極めてシンプル!

このブログから『鹿児島偉人カルタ55』をご予約いただいた方だけに、

下豊留佳奈さん、さめしまことえ、原口先生が、あなたの宛名を入れてサインを書いてくださいます!!!

f:id:san-san-sha:20201122213125j:plain※こちらはイメージ図

 

例えば上記のように「燦燦舎 鮫島亮二さま」とか、「なんとか幼稚園◯◯さま」とかいちき串木野市を盛り上げる会会長◯◯◯◯さまなどなどと、ご希望であれば屋号やグループ名、社名、肩書きなども書いてくださいます。

 

これはうれしい!!!

もちろんプレゼントにも、

最高の高っ!!!

「さんさん子ちゃん」「燦燦太郎くん」などと子どもさんやお孫さんのお名前も書いてくださいます。出産祝い、誕生日プレゼント、結婚祝いなどにも!

 

ご予約の受付は128日火曜日まで!

こちらのフォームからどうぞ!

san-san-sha.com

 

または

 

燦燦舎(さんさんしゃ)

電話099-248-7496

FAX 099-248-7596

メール info@san-san-sha.com

まで、

『鹿児島偉人カルタ55』(税込定価1,760円)

(   )冊予約 

 お名前(フリガナ)

 ご住所 〒 

 お電話番号 

 サインの宛名

 以上をお知らせください。

 

【こちら、必ずお読みください】

  • 発送はメール便にてポスト投函です。到着日の指定はできません。
  • お支払いは到着後に郵便振替か、銀行振込にてお願いいたします。
  • 2冊以上ご予約の方も、1冊のみサイン入りとなります。複数冊にサインご希望の方はその旨ご記入ください。
  • サイン不要の方はその旨ご記入ください
  • ご不明な点、お問い合わせは上記燦燦舎までお気軽に

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カルタのテストで調所広郷をとる原口先生!

 

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下豊留佳奈さん、55人の人選から執筆まで、ありがとうございました!

11月23日11時5分からのNHKサラメシ再放送にも出演!

鹿児島が誇るスーパータレント野口たくおさんのYoutube「魁!たくお塾」にも「ドメ八」として准レギュラーで出演。KKBのアプリ・カプリでも番組「鹿児島歴史いろは」を持っております。他にも講演多数。オフィスいろは代表。大活躍です!

 

『鹿児島偉人カルタ55』

監修:原口泉

作:下豊留佳奈

絵:さめしまことえ

発行:燦燦舎

刊行予定:2020年12月上旬

定価:1,760円(税込)

 

【セット内容】

絵札55枚+予備1枚

読み札55枚+予備1枚

鹿児島偉人カルタ一覧表

鹿児島偉人カルタの手帖

箱入り(タテ247ミリ×ヨコ176ミリ×2.2ミリ)

 

燦燦舎最新刊! 『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』 千葉しのぶ先生が、あなたのためにサインします!

とんでもない年だった2020年も、気付けばもうひと月とちょっと。

そんな年でしたが、出版業を継続できて、最後に新しい本をお届けできることが幸せでもあります。燦燦舎、全身全霊、渾身の新刊をお届けします。


NPO法人霧島食育研究会理事長・元鹿女子短准教授

千葉しのぶ先生による、

『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』!!!

12月上旬刊行です。

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千葉しのぶ先生 撮影はエンガワスタジオ吉国明彦さん )

 

「かごしま郷土料理マイスター講座」「霧島・食の文化祭」「霧島畑んがっこ」など1000回以上の自主事業を開催され長年ひたすら地道に鹿児島の食文化を発信されている霧島食育研究会&千葉先生。

千葉先生から本の出版のお話をいただいたのは実に4年前になります。

想像を超えるボリュームの編集作業。ご多忙のなか、辛抱してお付き合いいただいた千葉先生には本当に感謝です。

ようやく、ようやくにしてご案内できる本書。自信作です。

それでは『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』、はどげんな本なのか。どうぞご覧ください。

 

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こちらはカバー! 本書のイラストは燦燦舎さめしまことえが気張って描きました。味わいあります。

 

がね、つけあげ、豚骨、鶏飯、かるかん。

鹿児島の郷土料理をいつかは作ってみたい!

え、自分で作れるの? そんな方も多いのではないでしょうか。

本書は鹿児島の郷土料理77品を「しっかりと、おいしく作れる」こと。そして郷土料理を100年先まで伝えることを目指して作られました。

 

紙面はこちら! どどん!

 

がね! 

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紙面は材料、作り方、写真、イラストなどでシンプルに構成。
芋や人参などを細長く切って揚げたものを、鹿児島では「がね」といいます。

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「がね」とは「かに」の鹿児島弁なのです! 

以上のようにすべての料理に読み物がついています。料理の由来、どんなときに食べられてきたのか、食材について。

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こちらは豚骨! 豪快!

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鶏飯! 奄美のおもてなし料理。スープが最高です。本書の料理写真はすべてエンガワスタジオ吉国明彦さんと吉国あかねさんです。

 

いやー、腹減ってきますね。

本書は以下の三本立てです。

これぞ鹿児島の郷土料理!を集めた「これだけは作りたい郷土料理」

四季折々や行事の食をまとめた「季節の郷土料理」

南北600キロもの距離を誇る多様な風土に育まれてきた「地域の郷土料理」

 

さらにコラムも多数掲載しています。

 

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「幕末・明治から伝わる鹿児島の食」「鹿児島の竹」「鹿児島の鰹」「鹿児島ならではの料理の名前」などなど。ただ料理が作れればいい、というわけではありません。しっかりと学べる充実の内容。すべてが千葉先生による書き下ろし。歴史的な史実については大河「西郷どん」の史料取材協力をされ、『西郷どん!まるごと絵本』でおなじみの東川隆太郎さんに考証いただいています。豪華!

 

しかししかし、やはり肝要は、レシピなのです。

合計すると400点を超す写真、イラストの数々。

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ここまで「あくまきの巻き方」を丁寧に解説した本があったでしょうか?

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ここまで「酒ずし」の飯と具の重ね方について詳細に記した本があったでしょうか?

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きびなごの手さばきもイラストでばっちりわかる!

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フキダシでポイント解説! つけあげの揚げる目安はこの色。テストに出るぞ!

 

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前日から準備が必要な料理は親切に教えてくれます。いざ作ろうとして「え! これ明日までかかるの!?」というあるあるを防止。

そして重要なのは、

字が大きい!

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これが肝要です。いまどきのレシピ本は中年のわたしにはどうにも字が小さい。

「材料」「作り方」の文字サイズ。テーブルに置いてもはっきり読める!

もちろん千葉先生によるレシピ文も簡潔にして詳細です。

(写真で字の大きさが伝わりづらく申し訳ない! 「揚げそうめん」は沖永良部島奄美の料理ですね。油そうめんともいわれます。おいしそう)

 

レシピ本は「実用書」。「果たして作れるのか?」そんなときに隣で励ましてくれて、時には先導してくれる優秀な伴走者のようなレシピ本でありたいです。

 

まえがきの一部を抜粋します。

「鹿児島の食文化はひとつながりの中で、過去から現在までの厳しい環境に向き合いながら、懸命に生きてきた鹿児島の人びとの歴史、暮らし、食文化、食材を縦糸に、名もなき人びとの思い、願い、心意気を横糸に作られていると思います」

そうなんです。

山や森や火山があり、川が流れ海に注ぐ鹿児島の風土があり、恵みがある。

それと人びとの技と心が合わさり、はじめて料理ができます。

本書の全編を編集して思ったのが、気候と自然とひと、歴史が紡いできた鹿児島の食文化はなんと豊穣なことか、ということでした。

 

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本書の定価は税込2,420円。

燦燦舎の企画出版としては初めて2000円を越える価格です。

なんとも小市民なものですから、正直迷った部分もあります。

しかし、B5版、144ページのオールカラー。

製本も頑丈で開きのいいPUR製本を採用しました。

一生使えるレシピ集。入門書にして決定版。

この言葉には自信があります。

子や孫に教えたい。県外からの客人をもてなしたい。

ばあちゃんが作ってた懐かしい味を再現したい。

サークルで、お勤め先で、おうち時間に。

本書で鹿児島の味をお楽しみください。

 

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大隅の郷土料理・落花生豆腐。わたしもレシピの検証のために、ただいま不登校真っ最中の小4娘と作りました。調理には時間がかかるんですけど、おいしくできました。いい思い出です。

 

 

ということで!12月10日頃の刊行に先立ち!

大予約キャンペーンを敢行します!

 

※追記 こちらの予約キャンペーンは12月8日で終了しています。

 

燦燦舎ホームページから予約くださった方だけの特典!

「千葉しのぶ先生が、あなたのためにサインします!」キャンペーン!

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内容は極めてシンプル!

このブログから『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』をご予約いただいた方だけに、

千葉先生が、あなたの宛名を入れてサインを書いてくださいます!

&、特製ポストカード(現在制作中)も1枚プレゼントです!

そうなのです。ただのサイン本じゃないのです。

例えば上記のように「燦燦舎 鮫島亮二さま」とか、「なんとか保育園◯◯さま」とかなどなどと、ご希望であれば屋号やグループ名、社名、肩書きなども書いてくださいます。

プレゼントにも、&高っ!!!

子どもさんやお孫さんのお名前も書いてくださいます。

クリスマスプレゼント、正月の祝い、出産祝い、誕生日プレゼント、結婚祝いなどにも!

ご予約の受付は128日火曜日まで!

ご予約はこちらのフォームからどうぞ! 

日本全国送料無料です!

san-san-sha.com

または、

燦燦舎(さんさんしゃ)

電話099-248-7496

FAX 099-248-7596

メール info@san-san-sha.com

まで、

『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』(税込定価2,420円)

(   )冊予約 

 お名前(フリガナ)

 ご住所 〒 

 お電話番号 

 サインの宛名

 

 

 以上をお知らせください。

 

【こちら、必ずお読みください】

  • お届けは12月10日前後を予定しています。
  • 発送はメール便にてポスト投函です。到着日の指定はできません。
  • お支払いは到着後に郵便振替か、銀行振込にてお願いいたします。
  • 2冊以上ご予約の方も、1冊のみサイン入りとなります。複数冊にサインご希望の方はその旨ご記入ください。
  • サイン不要の方はその旨ご記入ください
  • ご不明な点、お問い合わせは上記燦燦舎までお気軽に!

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『はじめての郷土料理 鹿児島の心を伝えるレシピ集』

 千葉しのぶ

B5判、並製、オールカラー、144頁

定価2,420円(税込)

 

【目次】

これだけは作りたい郷土料理

がね/さつますもじ/豚骨/つけあげ/鶏飯/海老だしの雑煮/煮しめ/豚みそ/あくまき/かるかん など12品

 季節の郷土料理

酒ずし/しゅんかん/きびなごの刺身/さつま汁/あわんなっと/ぢゃんぼ餅 など38品

 地域の郷土料理

鶏だしのそばずい/鰹のびんた/つあんつあん/ながらめのみそ焼き/どぅしばん/田芋炒り など27品

 

コラム・その他

「鹿児島の豚」「幕末・明治維新から受け継がれる郷土料理/あくまきの巻き方/きびなごのさばき方 など