燦燦舎のブログ

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めでたい!!!! 『西郷どん! まるごと絵本』増刷決定!!!!(って、増刷って何だ???)

刊行から一カ月、、、、、、、

『西郷どん! まるごと絵本』、増刷が決定しましたー!!!
ありがたやでごわす!!!

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九州の縁起物たちに囲まれて幸せそうな『西郷どん! まるごと絵本』。めでたいねっ!!

 

増刷:出版社に本の在庫が少なくなり、新たに印刷すること。本の最後のページ(奥付)に「◯年◯月◯日第◯刷発行」と表記されてますが、これを見れば何回印刷をしたかわかります。刷った回数が多いということはすなわち長く読み続けられていると言っていいでしょう。

 

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このページが奥付ですね。『桜島! まるごと絵本』は3年で4刷りです。すごいっ!! 筆者は本を見るときにまずここを開きます(職業病)

 

初版が4000部と、小社ではこれまでで最大部数を刷ったのですが、早くも残りがわずかになってきました。おかげさまで


「大河を観る前にすごくいい復習になった」

「子どもが毎日読み聞かせしてくれと言ってくる」

「こんな鹿児島の本を待ってた!!

「子ども向けかと思ってたけど、大人も読み応えがあった

「うちの子どもが小躍りした!!!

「為政者に読ませたい」

などなど、たくさんのうれしい声をいただいております。(すべて実話です)

うれしい限り、ですが………。

 

増刷…………。
これはすべての出版人にとって、喜ばしい事態であるとともに、永遠の悩みでもあります。
そう。新しく刷るということは、すなわち容赦なく印刷代の支払いが発生するということなのです!!!!! (初版の支払いだけで喘いでいるのに、、、息ができねえ)

 

「なんであのとき、もっと刷らなかったんやろか…………」
いままで何度もつぶやいたこの言葉。(いっぺんでたくさん刷ったほうが1冊当たりの印刷原価は下がります)


「増刷した途端に売れなくなってよー」
これも出版人と酒を飲むとよく出てくる言葉。(呪いか! なので、残部が少なくなったらもう増刷されないで「絶版」となる本もあるのです)
いやはや、出版業、何年やっても部数の読みは難しい。

 

しかし!!! 「増刷」!!!

これはまぎれもなく我々の勲章だ!!!!

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著者の東川隆太郎さんと、さめしまことえさん!!!

 

『西郷どん! まるごと絵本』、これから何年、何十年と刷りを重ねていきたいです。

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