あたらしい出版社ができる
たまにはブログでん書かんなら、と思いまして。
まだまだ秘密な部分が多いのですが、今日はこれから出版社を立ち上げるぞ!!という人と会いました。
昔からの知り合い、というか、このニッチで極小マーケットで生きる地方小出版業に携わる戦友、みたいな気持ちが強いですね。遠方からわざわざこられて、こっちも勇気づけられました。いっしょに吉野のタケホープでラーメン食いました。
出版業界、正直非常に厳しい状況です。
じゃっどん、こんな形で田舎での出版の萌芽をみられること、そしてそれを少しでも後押しできることは幸せです。
早く誕生をみなさんにお知らせしたいところですが、続報お待ちください。
よかとができそうですよ。
鹿児島のおもしろおじさんたちと新島に行った
(写真:川崎恭資さん)
セイシェル諸島に行ってきました。
嘘です。
鹿児島のおもしろおじさんたちと秘密の探検隊を結成。
錦江湾に浮かぶ無人島「新島」に行ってきました。
こちら、鹿児島を代表するおもしろおじさんたち。右からイラストレーター・大寺聡さん、レトロフトチトセオーナー・永井明弘さん、鹿児島市議会議員・のぐち英一郎さん、船長さんにしてドローンニスト(他にも肩書き多数!)・川崎恭資さん。そして写真には映ってないのが筆者、燦燦舎代表・鮫島亮二
うーむ、濃いメンバーですね。
新島とは、安永8(1779年)の桜島の噴火でできた、生まれて240年くらいの新しい島。西郷隆盛たちが日本を駆け抜けていた時代からだいたい100年前ですね。
安永の噴火では海底噴火も起きて、桜島の高免沖に9つの島が現れ、それが合体や水没を経て、いまの新島が残っています。
多いときでは200人もの人が住んでいて、数年前までは住民がいました。
そして、いまは無人島です。
昨日までなかった島が突如できたときの人々の驚きは? できたばかりの島に住む人はどんな思いで渡ったんだろうか? 新天地を求めて? はたまたなんだか住みづらいことが起きて? 想像は尽きません。
新島はココ! 右上の赤いとこです。(Google mapより転載)
川崎さんの出してくださった船におじさんたちが乗り込み、錦江湾を疾走!!! 1時間も経たずに到着です。
見えたぜ新島。ひょうたん島っぽい??
噴火による隆起を感じさせる断崖。北側から攻めるのは断念せざるおえない
到着すると早速小魚の大群衆が! ヒジキもわさわさ。謎の発光体を持つクラゲも現れた!
無人島という響きから、ヤブをかきわけて進むのか?とビビっていた我々。一応カマ持参で行ったんですが、意外なほど普通の道がありました。行政による管理がされているのでしょうか。軟弱な我々にはありがたい話。
島のメインストリートを歩くと、小学校の跡地が。こんな小さな学校があって、子どもたちがいたんだ、と思うと少し切ない
トンネルみたいな階段を降りたら………
海でした。テトラポットがないほうがいいな
島の東側の道を南下。きれいな地層。貝の化石が見れる露頭もあり。海底が火山活動で隆起してできた島だということがわかります。地質学に詳しい人と来たい!
と、こんな感じでわいわいと拍子抜けするくらいスムーズに歩いていって、(いったい我々はどんな脅威を想像してたんでしょうか。お前ら川口浩探検隊か、と)
新島の、ここがまさにハイライト!!
美しい砂浜!
内湾である錦江湾とは思えない透明度
細かい軽石質の砂浜。歩きやすいし、ゴツゴツしてないから子ども連れにもいいですね。背中は大寺さん
逆さ富士ならぬ、逆さ桜島??
最高だぜ新島ーーーっ!!
と、日頃の憂さを浄化しまくりの我々でしたが、なんでおもしろおじさんたちで新島に行ったかというと、
今後鹿児島市が行政として島の活用方法を検討していくそうです。ちなみに調査で税金が500万円使われるということ。
だったら我々、別に市から予算もらってるわけでもなんでもないけど、いっちょよかふうに使えないもんかと、いっぺん自分の眼で見て、歩いてみよかい、と。そんな熱き気持ちで行きました。
端から見ると、ただの中年遠足にしか見えなかったでしょうが。
島を歩いてみて、
小学生の学習遠足にとか、
映画の撮影にとか、
パーティーピープルを呼ぶとか、
現代アートの展示とか、
ドローン競技会会場にするとか、
海に入りながらヒジキを食える設備は作れないかとか、
ヌーディストビーチにとか、
もはやいい島過ぎるからみんなには黙っておこうとか、
独身男女10人ずつを放置して婚活・少子化対策(こちら鮫島案。俺も参加したい)
などなどすばらしく、かつ無責任なアイデアが飛び交いました。さすが、おもしろおじさん!
ですが、大切なのは「過剰な整備・開発をしない。景観を生かす。いまある姿をありのままに残す」ことだと思いました。
新島、行くことさえできてしまえば、無人島だからこその解き放たれた感覚、自然の造形の妙と美を得られます。それが人口60万人の鹿児島市からほど近い場所にあるのは、ちょっとした奇跡です。
道を鋪装で固めすぎない。ベンチをつくるのはいいが寝そべれないように謎の手すりを真ん中につけない。物産館もいらん。ノボリを立てない。ゆるキャラ(しんじマンとか!?)もいらないだろう。水と親しめなくなるから、やたらと柵をつけない。
「こうやってこうやって遊ぶんだよ。快適だし、安全だし、なんでもあるよ(お金を出せば)」。手取り足取り至れり尽くせりのリゾートは既に数多にあります。そういうのつくるの、金もすんごいかかるじゃないですか。そんなものをわざわざ新しくつくる時代でないのでは、と思うのです。
現在交通のアクセスは行政連絡船が週3日運行。
そのアクセスさえ改善されたら、
「鹿児島からいちばん近い無人島」として、
自ら楽しみを生み出す余白のある遊び場、生きる力を身につけることができる学び場として活用できる。
どうでしょう。
また行くよ!
半日を無人島に費やして、都市に復帰したら仕事仕事だちくしょう!
おもしろおじさん東川隆太郎さんと、『西郷どん! まるごと絵本』のトークイベントやりもす!!!!
新島に行って心洗われた燦燦舎のひとがつくっている本はこちらから!!!
西郷どん!まるごと絵本 出版記念スペシャルトークshow
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「西郷どん!まるごと絵本」出版記念スペシャルトークSHOW
~絵本で楽しむ西郷どん!~」
日時:2018年5月3日(祝)14時開場 / 14時30分開始
場所:レトロフトmuseo
(鹿児島市名山町2-1レトロフト千歳ビル2階)
料金:1000円 定員30名(要予約)
発売からわずか一カ月で2刷り!!
去年の年末に発売され、県内書店や有名デパート、お土産屋さんで、またたく間に大人気となった、ご当地絵本『西郷どん!まるごと絵本』。ブラタモリにも登場したまち歩きの達人、東川隆太郎。作家のさめしまことえ、燦燦舎の編集者、鮫島亮二。制作陣によるはじめてのトークSHOWやりもす!!
内容:
☆東川隆太郎さんトーク「絵本で楽しむ西郷どん!」
☆大型紙芝居の上演
☆『西郷どん!まるごと絵本』はこうしてできた!
絵本制作の裏話クロストーク 東川隆太郎、さめしまことえ、鮫島亮二
☆絵本原画の展示 グッズ販売 サイン会ありもす
■■■お問い合わせ・予約■■■
FBのイベントページ参加ボタンか、主催者に直接メッセージ。
もしくは、燦燦舎へメール、電話、FAXにて受付
info@san-san-sha.com
TEL. 099-248-7496 FAX. 099-248-7596
info@san-san-sha.com
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「アースデイかごしま2018」のお知らせ
22日(日)は「アースデイかごしま2018」テンパークです。
毎年、たくさんのイベントに出店する燦燦舎ですが、「アースデイかごしま」はその中でも一番、のんびりゆったりできる、楽しみなイベントです。
ここ数年、マーケット系のイベントが乱立していますが、アースデイは、マーケット&ステージでライブのこのスタイルで、なんと20年以上!やっているのですよ。びっくり〜。
皆さんが気になる出店者の質、も安定して良いのです。
地球畑カフェ、ダンボールハウス作り、ふくろうのパン、スタジオもみの木、作楽さんなんかは、ファンも多いのではないでしょうか?
身体に良くて環境にも良い素材を使い、しっかり美味しい、しっかり楽しい。
音楽を聴きながら芝生でゴロゴロ。
今日の気分にぴったりの本を一冊買って芝生の上で読書。
飲食ブースで買ったおいしいご飯を食べて。
今日の夕飯に使う野菜とあしたの朝ご飯のパンをお土産に。
燦燦舎は、11時40分くらいに「西郷どん!まるごと絵本」の大型紙芝居を上演いたします! あの名シーンも大型になってますよ〜! ぜひみにきてください!
そうそう。
去年からはじまった「もったいないからつなげようプロジェクト」では、ランドセルや制服、ピアニカなど学用品をリユースします。家に眠っている方は是非もってきてください!!!もちろん会場でもらうこともできますよ〜。
良いお天気になりますよーに!!!
「西郷どん!まるごと絵本」出版記念スペシャルトークSHOW
と、と、と、東京行きもす! 日本橋三越「第18回 鹿児島展」に参戦!!!
謹告!!!
関東一円の燦燦舎ファンならびに鹿児島本ファンのみなさま、、、、、
「時は来た。それだけだ」(橋本真也)
時は3月14日(水)から19日(月)!!!!
日本橋三越本館7階「第18回 鹿児島展」に、燦燦舎、参戦です!!!!
橋本真也のオープニングテーマ爆勝宣言がどこからか聴こえてきますね!
ええ、わたくし今回は燦燦舎単体ではなく、鹿児島の出版社9社でつくる「南九州出版協会」の下っ端、代表として設営を担ったところです。
ということで、『西郷どん!まるごと絵本』『鹿児島すごろく』だけではなく、南方新社さんや高城書房さん、南日本新聞開発センターさん、月の舟書房さん、ラグーナ出版さんなどなど、鹿児島本がずんばいです!!!
さてと。
日本橋、、、、もちろん行ったことありません。
やる前から完全に呑まれていますが、
3月14日(水)は、わたくし燦燦舎代表の鮫島亮二が店頭に立ち販売します!!
この右上の人です。写真よりだいぶ髪が伸びてますのでご注意ください
鹿児島人のつくる鹿児島本と鹿児島人のしゃべる鹿児島弁を楽しみに、
どうぞ来てくいやんせいっっっ!!!!
ちなみに鹿児島では『西郷どん!まるごと絵本』ヒット中!
またまたランクイン!!! 9位です。めでたいねっ!!
著者の東川隆太郎さんがNHKブラタモリに出て話題の『西郷どん!まるごと絵本』。
詳しくはこちら!
日本橋に来れない方には日本全国送料無料で送りもす!